宮城工組に加盟する50工場は、JISマーク表示制度
を取得し,全国統一品質管理監査制度に合格
(うち,1工場はISO9001認証制度も取得)
「全国生コンクリート品質管理監査会議」が策定した
「全国統一品質管理監査制度」の要求事項は、「全国
統一品質管理監査基準」として定められています。
内容は、JISマーク表示制度やISO9001等
の要求事項を包含し、品質保証をより確実にするため
の項目や社会的責任として重要な環境保全の項目を
付加したものとなっています。
この基準は、基本となる基準で、地区会議によっては
この基準は、基本となる基準で、地区会議によっては
”上乗せ基準”と称して、より厳しい基準を採用して
監査を実施しているところもあります。
宮城県も独自に3つの基準等を設定してこの制度を
宮城県も独自に3つの基準等を設定してこの制度を
運用しています。
1.「宮城県生コンクリート品質監査委員会」の設置
1.「宮城県生コンクリート品質監査委員会」の設置
会議)の下部組織として置き,品質監査委員会
の委員が実際の監査に出向きます。
●品質監査委員会も、地区会議と同様に学・官・
●品質監査委員会も、地区会議と同様に学・官・
産の委員で構成しています。
●これによって、監査の中立性,公正性,透明性
●これによって、監査の中立性,公正性,透明性
をより高めています。
2.「中間監査」の実施−宮城工組が独自で実施して
いる監査
●年度の中間ころ、前年度の合格工場に対して、
●年度の中間ころ、前年度の合格工場に対して、
工場の品質管理状況を監査します。
3.「乗入れ監査」の実施
●監査員が、出身の地区以外の工場へ監査に立ち
入ることを乗入れ監査」と呼びます。
●「乗入れ監査」は、「中間監査」および
●「乗入れ監査」は、「中間監査」および
「全国統一品質管理監査」*で採用しています。
*私たちは、これを”本監査”と呼んでいます。
*私たちは、これを”本監査”と呼んでいます。
宮城県では、1年間に3種類の監査を実施しています(表1、参照)。
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表1 宮城県生コンクリート品質管理監査会議が実施する監査(令和2年度)
監査 実施月 | 総括的事項の調査 | 個別的事項の調査 | 望ましい事項の調査 | 実地調査 | その他 |
中間監査 (7月) | 20 | 3 | 2 | 6 | 単位水量の測定 |
合格工場査察 (8月) | 0 | 3 | 0 | 6 | 単位水量の測定 |
本監査 (10月) | 20 | 95 | 11 | 6 | 単位水量の測定 |
望ましい項目
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宮城県生コンクリート品質管理監査会議
議 長 1名
副議長 1名
委 員 10名 合計12名
●学識経験者委員
議 長 東北大学 名誉教授
副議長 日本大学 工学部 教授
議 長 東北大学 名誉教授
副議長 日本大学 工学部 教授
●特別委員
国土交通省 東北地方整備局 東北技術事務所
国土交通省 東北地方整備局 仙台河川国道事務所
国土交通省 東北地方整備局 北上川下流河川事務所
国土交通省 東北地方整備局 塩釜港湾・空港整備
事務所
宮城県 土木部 事業管理課
(一社)宮城県建設業協会
(一社)仙台建設業協会
宮城県 土木部 事業管理課
(一社)宮城県建設業協会
(一社)仙台建設業協会
●生産者側委員
宮城県生コンクリート工業組合(3名)
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宮城県生コンクリート品質監査委員会
委員長 1名
委員長 1名
委 員 29名 合計30名
●学識経験者委員
委員長 日本大学 工学部 教授
●学識経験者委員
委員長 日本大学 工学部 教授
●特別委員
国土交通省 仙台河川国道事務所 名取出張所
国土交通省 仙台河川国道事務所 仙台東国道
維持出張所
宮城県 土木部 大河原土木事務所
宮城県 土木部 仙台土木事務所(2名)
宮城県 土木部 北部土木事務所
宮城県 土木部 北部土木事務所 登米地域事務所
宮城塩 土木部 東部土木事務所(2名)
宮城県 土木部 東部土木事務所 登米地域事務所
宮城県 土木部 気仙沼事務所
(一社)宮城県建設業協会 選出委員(10名)
(一社)仙台建設業協会 選出委員(3名)
宮城県 土木部 大河原土木事務所
宮城県 土木部 仙台土木事務所(2名)
宮城県 土木部 北部土木事務所
宮城県 土木部 北部土木事務所 登米地域事務所
宮城塩 土木部 東部土木事務所(2名)
宮城県 土木部 東部土木事務所 登米地域事務所
宮城県 土木部 気仙沼事務所
(一社)宮城県建設業協会 選出委員(10名)
(一社)仙台建設業協会 選出委員(3名)
●生産者側委員
宮城県生コンクリート工業組合(5名)