TOPICS-話題
気仙沼協組「橋守活動」に参加(2024.6.2)
令和6年能登半島地震における災害義援金を被災地に寄付へ(協組連)
第9回復興加速化会議
2019-04-12
生コンクリート工場の被災状況と復旧の歩み【動画掲載】
2019-03-16
東日本大震災より宮城県生コンクリート工業組合の取り組み
(下部のYoutubeより動画視聴可能)
平成23年3月の組合員工場数は、42工場でした。全国統一品質管理監査の合格証が全工場に交付され、4月の新年度からは全工場に○適マークを使用することが認められていました。
そのような中、3月11日に突然の強い揺れとその後の津波によって、全ての組合員工場が被災しました。
試験室の検査器具は棚から落ちて床に散乱しました。工場の壁にはひび割れが入りました。セメントサイロが転倒した工場もありました。沿岸部の工場では、津波を受けて大きな被害を受けました。工場には、海水とガレキが流れ込みました。事務所も冠水しました。津波を受けた生コン車や積んでいた生コンが中で固まった生コン車もありました。工業組合の事務所も被災しました。停電、電話の不通、燃料不足のために会員工場の被災状況を把握するにも苦労しました。
4月末までに稼動可能となった工場は36工場です。6工場が未だ稼動できない状況でした。それら6工場は、特に大きな被害を受けた工場でした。6月末には、1工場が稼動可能となり、9月末までに5工場が復帰し、組合員工場42工場の全てが生コンを供給することが出来るようになりました。