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宮城県生コンクリート品質管理監査会議

全国生コンクリート品質管理監査会議が策定した「全国統一品質管理監査制度」の要求事項は、「全国統一品質管理監査基準」として定められています。内容は、JISマーク表示制度やISO9001等の要求事項を包含し、品質保証をより確実にするための項目や社会的責任として重要な環境保全の項目を付加したものとなっています。この基準は、基本となる基準で、地区会議によっては”上乗せ基準”と称して、より厳しい基準を採用して監査を実施しているところもあります。宮城県も独自に3つの基準等を設定してこの制度を運用しています。宮城県では、1年間に3種類の監査を実施しています(表1、参照)。



1.「宮城県生コンクリート品質監査委員会」の設置(参照、組織図
  ・地区会議(宮城県生コンクリート品質管理監査会議)の下部組織として置き、品質
   監査委員会の委員が実際の監査に出向きます。
  ・品質監査委員会も、地区会議と同様に産・学・官の委員で構成しています。
  ・これによって、監査の中立性、公正性、透明性をより高めています。

2.「中間監査」の実施
  ・宮城工組が独自で実施している監査として、年度の中間に工場の品質管理状況を監査します。

3.「乗入れ監査」の実施
  ・監査員が、出身の地区以外の工場へ監査に立ち入ることを「乗入れ監査」と呼びます。
  ・「乗入れ監査」は、「中間監査」および「全国統一品質管理監査」で採用していま
   す。(*私たちは、これを”本監査”と呼んでいます)



表1 宮城県生コンクリート品質管理監査会議が実施する監査(令和5年度)
監査
実施月
総括的事項の調査個別的事項の調査望ましい事項の調査実地調査その他
中間監査

(7月)
19
単位水量の測定
合格工場査察
(8月)
単位水量の測定、製造量と出荷量の整合性の確認
本監査

(10月)
19
94
10
単位水量の測定
備考)「望ましい事項の調査」とは、評価(減点)の対象ではないが,品質を保証する体制として実情を把握しておく必要がある
    項目のことを指す。


          全国統一品質管理監査 組織図

宮城県生コンクリート品質管理監査会議 構成

 議   長     1名  
 副議長     1名  
 委   員   11名  
 
●学識経験者委員
 議 長 東北大学 名誉教授
   副議長 日本大学 工学部 教授

●特別委員
 国土交通省 東北地方整備局 東北技術事務所
 国土交通省 東北地方整備局 仙台河川国道事務所
 国土交通省 東北地方整備局 北上川下流河川事務所
   国土交通省 東北地方整備局 塩釜港湾・空港整備
務所
 宮城県 土木部 事業管理課
 仙台市 都市整備局
 (一社)宮城県建設業協会
   (一社)仙台建設業協会

●生産者側委員
  宮城県生コンクリート工業組合(3名)

宮城県生コンクリート品質監査委員会 構成

 委員長    1名  
 委   員 29名   

 ●学識経験者委員
  委員長 日本大学 工学部 教授

●特別委員
 国土交通省 仙台河川国道事務所 名取出張所
   国土交通省 仙台河川国道事務所 仙台東国道
維持出張所
 宮城県 土木部 大河原土木事務所
 宮城県 土木部 仙台土木事務所(2名)
 宮城県 土木部 北部土木事務所
 宮城県 土木部 北部土木事務所 栗原地域事務所
 宮城塩 土木部 東部土木事務所 
 宮城県 土木部 東部土木事務所 登米地域事務所
 宮城県 土木部 気仙沼事務所
 仙台市 都市整備局
 (一社)宮城県建設業協会 選出委員(10名)
   (一社)仙台建設業協会 選出委員(3名)

●生産者側委員
  宮城県生コンクリート工業組合(4名)

宮城県生コンクリート工業組合
宮城県生コンクリート協同組合連合会


〒980-0022
宮城県仙台市青葉区五橋1-6-2
TEL.022-266-5811
 FAX.022-266-5822

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幣組合は、生コンクリート製造業の中小企業者の改善発達を図るための必要な事業を行い、公正な経済活動の機会を確保し、組合員が行う共同経済事業の推進を図る。
<定款第1条>
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